うつは身近な病気
私が20代前半のころぐらいから心療内科、いわゆる精神科の病院が急速に増えました。それまでも、精神疾患を患う人はいたのでしょうが、時代の流れとともに患者数が急速に増加したこと、精神疾患の実体験をつづった本などが広く読まれて世の中の人がある程度正しく精神疾患のことを理解しているとことが背景にあるのではないかと思います。
実際に私の周りでも、何人かの友人・知人がうつ病にかかったことがあります。そして、未だ完治していない状態です。日によって、その時の環境によって普通の時とそうでないときがあります。仕事をできる状態ではないため、働くこともできません。また、心療内科にかからずとも、軽いうつ状態で仕事をしばらく休んだりしたことのある人もいます。大体が一週間ほどで再び仕事に戻っては来るのですが、完全に状態が良くなったのかどうかまではわかりません。身近なところでも多くの人が経験している疾患ですが、やはり進んで医療機関を訪れる人は少ないのかもしれません。
以前、私の友人が心療内科で医療事務として働いていたことがあります。精神疾患と言ってもいろいろな疾患があります。中には暴力的な患者さんもいるらしく、一度は刃物を振り回していたことがあったそうです。世の中にある程度までは知られている疾患ですが、やはり怖さという気持ちは捨てきれないものだと思います。そういった現場で看護師として働いて看護してくれる人材はこれからはまだまだ必要になってくると感じました。
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